神戸市立東須磨小学校で20代の男性教諭が先輩教員4人からいじめを受けた問題で、被害教諭が尻をたたかれてみみず腫れができたことを把握しながら、校長が市教委に報告していなかったことが8日、分かった。市教委は外部の専門家を入れて調査する方針で、校長ら管理職の処分も検討している。
市教委によると、被害教諭は昨年度以降、4人から「ボケ」「カス」などと暴言を浴びせられ、今年4~6月にはコピー用紙の芯で尻をたたかれる暴行を受けた。別の同僚らが6月にいじめ行為を教頭に報告。校長や教頭が被害教諭に話を聞くなどして確認したが、市教委には7月に「教員間で過度のからかいがあった」と報告、暴行の事実を伏せた。
この校長は同校の教頭だった昨年度、加害教員の1人が別の年上の教員を呼び捨てにするなどの問題行動を把握。いじめ発覚後、市教委に「職員室の雰囲気が良くないので改善したいと思っていた」と話したという。【反橋希美】