共産党は衆院選で、れいわ新選組、社民党と一部地域で協力する「左翼ブロック」を形成して臨んでいるが、存在感を示せていない。読売新聞社の終盤情勢調査では3党とも苦戦を強いられており、最終盤での浸透拡大に懸命になっている。
共産の田村委員長は6日、JR川崎駅前で「多くの政党が右へ右へ、戦争の方へと近づいている。憲法を守れ、と掲げたはずの立憲民主党の姿がなくなった」と訴えた。自民党に加え、安全保障関連法を「合憲」と位置づけた中道改革連合にも矛先を向けた。
共産は過去に、安保関連法の違憲部分の廃止を掲げた立民と共闘関係を築いた。だが、立民と公明党が結成した中道改革が現実路線に軌道修正したため、れいわや社民との協力を選んだ。
愛知県では、共産、社民の県組織が小選挙区の候補者を相互支援し、共産がれいわの候補を自主支援しているが、現状での効果は限定的だ。情勢調査では共産とれいわは議席減の可能性が出ており、共産関係者は「厳しい戦いだ」と漏らす。
病気療養で活動を控えていたれいわの山本代表は2日連続で街頭に立ち、6日には東京・JR錦糸町駅前で「自民が300議席確保しそうな勢いだ。変えなければいけない」と主張した。