横浜市青葉区で2024年10月に起きた「闇バイト」による強盗致死事件に関与したとして、指示役の男4人が再逮捕された事件で、男らが実行役に対し、事件に使ったスマートフォンを処分するよう指示していたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁など4都県警の合同捜査本部は、男らが警察の追跡を逃れるために、証拠隠滅を図ったとみて調べている。
強盗致死などの容疑で再逮捕されたのは、いずれも無職の福地紘人(26)(住所不定)、斉藤拓哉(27)(同)、村上迦楼羅(かるら)(27)(東京都中央区)、渡辺翔太(27)(仙台市青葉区)の4被告(いずれも強盗致傷罪などで起訴)。
4人は実行役らと共謀して24年10月15日未明、横浜市青葉区の民家に侵入し、住人の後藤寛治(ひろはる)さん(当時75歳)に暴行を加えて死亡させ、現金約17万円と貴金属など約50万円相当を奪った疑い。
捜査関係者によると、4人は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を使い、実行役らに襲撃先の住所などを連絡。事件後には、「新しい携帯電話を買い、使っていたものは潰して」などと指示していたという。
実行役の1人は同市内の中古品買い取り店などで、スマホや通信に必要なSIMカードを購入した後、事件で使ったスマホを東京都渋谷区内の川に投げ捨てていた。捜査員が川の中から押収したスマホを解析したところ、指示役とのメッセージのやり取りが確認されたという。