【速報】ルフィ事件の“指示役”に無期懲役の判決 東京・狛江市の強盗致死など7事件でフィリピンから犯行を指示か 東京地裁

全国で相次いだ指示役“ルフィ”らによる一連の強盗事件をめぐる裁判で、フィリピンから闇バイトの実行役に犯行を指示したとして、強盗致死などの罪に問われた藤田聖也被告(41)に対し、東京地裁は無期懲役の判決を言い渡しました。
藤田被告は、2023年に東京・狛江市の住宅で住人の90歳の女性がバールで殴られ死亡した強盗致死事件など7つの事件で実行役に犯行を指示した罪のほか、特殊詐欺に関与した罪に問われています。
藤田被告は、フィリピンを拠点に強盗事件を主導したとみられる犯行グループの指示役の1人とされています。
これまでの裁判で、藤田被告は特殊詐欺事件については起訴内容を認めた一方、強盗事件では「凶器を使って脅したり暴行をすることは指示していない」などと述べ一部を否認。弁護側は、犯行を手助けした「ほう助犯にとどまる」として争う姿勢を示しました。
被告人質問で藤田被告は、強盗に加担した理由について、犯行グループのリーダー格の渡辺優樹被告や今村磨人被告に頼まれたと説明。「フィリピンのビクタン収容所という逃げられない環境で、自分の命を守るために断れなかった」と話しました。
狛江市の事件では「実行役に電話で指示する役割だった」と述べた一方、「金庫をこじ開けるためにバールが必要となっていたが、暴行に使うという話は一切でていない。現場で何が起こっているかも把握していなかった」と主張しました。
検察側は論告で「一連の強盗事件の全てに計画段階から関与し、司令塔として中心的な役割を果たした」として藤田被告に無期懲役を求刑。
これに対し、弁護側は「他の指示役から強制されて受動的に強盗に関与しており、犯行を手伝ったに過ぎない」として、有期の懲役刑が相当だと主張していました。