埼玉県飯能市の土地開発を巡って業者に便宜を図る見返りに現金500万円を受け取ったとして、県警は19日、前市長の大久保勝容疑者(73)(飯能市下名栗)を受託収賄容疑で逮捕した。容疑を認めている。
発表によると、大久保容疑者は市長在職中の2021年6月下旬、土地開発会社の60歳代男性から、建物の建設が制限される「市街化調整区域」に宿泊施設を建設する許可を得るために便宜を図ってほしいとの依頼を受け、承諾。謝礼として500万円を受け取った疑い。
贈賄側の男性は公訴時効(3年)が成立している。
県警幹部によると、大久保容疑者は担当部署に開発を許可するよう働きかけていたという。要件を満たさず、許可は下りなかった。
大久保容疑者は13年の市長選で初当選し、2期8年務めた。