全国の複数の自治体のホームページ(HP)が、25日午後から閲覧できなくなる障害が発生している。
群馬県では25日午後0時40分ごろ、職員が県のHPが閲覧できなくなっているのを確認した。群馬県の担当者は「まだ調査中だが、HPの委託先が管理しているデータセンターで障害が起きたのではないか。このデータセンターの配下の自治体のHPが見れなくなってしまっている」と話した。
水戸市でも同日午後1時ごろ、同様の障害が起きているのを職員が確認した。このほかの自治体のHPでもトラブルが起きており、いずれも午後3時時点で復旧のめどは立っていない。
これらのHPの管理システムの運用保守作業を委託されている会社は、毎日新聞の取材に「調査中のため、お答えできない」としている。【田中綾乃】
奈良市など関西でも不具合
関西地方の自治体でもホームページが閲覧できなくなっている。
奈良市では25日午後0時半ごろ、ホームページの管理を委託している業者から連絡が入り、閲覧できない状態になっていることを確認した。市民生活に影響は出ていないが、市の担当者は「X(ツイッター)の投稿を数えると、20以上の自治体でも閲覧できなくなっているようだ」と話す。
大阪府高槻市では25日午後1時ごろ、職員がホームページが見られなくなっていることを確認した。市民からの問い合わせに対し、担当者は「サーバーの不具合で障害が出ている」と答えているという。
このほか、大阪府河内長野市や兵庫県三木市などでも同様の不具合が発生している。【小坂春乃】
九州地方では長崎市や熊本県などで
九州・山口の自治体や警察でもホームページ(HP)が閲覧できない事態が相次いだ。
25日午後5時時点で公式HPが閲覧できなくなっているのは山口県下関市、萩市▽福岡県太宰府市、苅田町▽佐賀県唐津市、多久市▽長崎市、長崎県諫早市▽大分県国東市、津久見市▽熊本県、県警▽宮崎県都城市――など。
このうち熊本県は25日昼過ぎにHPが閲覧できなくなっていることを確認。県広報課の公式X(ツイッター)で「原因については現在確認中です。ご迷惑・ご不便をおかけし、大変申し訳ございません」と投稿した。担当者は「災害などがあればSNSなどの別のツールで情報発信せざるを得ない」と困惑していた。
熊本県警は運転免許手続きのウェブ予約ができなくなっているとして公式Xで運転免許センターへの電話による問い合わせを呼びかけた。【平川昌範】