長野県小谷村のつがいけマウンテンリゾートで先月30日、女性がリフトに宙づりとなり死亡した事故で、女性がリフトから降車できず、宙づりの状態で約17メートル進んだところでリフトが緊急停止したことが24日、国土交通省北陸信越運輸局への取材でわかった。
同局が事故発生直後に運営会社の「栂池ゴンドラリフト」から報告を受けたという。同局によると、女性は雪面から約8メートルの高さの地点で宙づりとなり、雪面に女性を降ろすまでには約15分かかった。
同局と同社によると、リフトの近くには乗客の安全に問題がないかを確認するための監視室があり、事故当時も同室内にスタッフ1人が配置されていた。スタッフがリフトを緊急停止させるボタンを押して停止させたという。
事故では、オーストラリア国籍のデイ・ブルック・エラさん(22)が死亡。リフトを降りる際に背負っていたリュックの留め具がリフトに挟まり、降りられなかったとみられる。リュックの胸部のベルトが装着されたまま宙づりになっていた。同社の担当者は取材に対し、緊急停止や救助について「業務上滞っていたという認識はない」としている。