大阪市北区の幹線道路「新御堂筋」の高架下道路で、地中から約13メートルせり上がった鋼鉄管について、市は12日、交通規制の解除に向け、現場の地盤を固める作業を始めた。解除まで、少なくとも数日かかる見通し。
通行止めとなっているのは、現場の国道423号約600メートルと、新御堂筋約2キロ。地盤を固める薬剤を地下に注入する作業を続けており、安全が確認できれば規制を解除する。
市によると、復旧に向け、国の職員や有識者らが現地入りした。横山英幸市長は市役所で記者団に「一刻も早い規制解除に向け、全力で取り組みたい」と話した。
鋼鉄管は約56トンで直径約3・6メートル、全長約27メートル。市は内部に注水して重みで沈める復旧作業も続け、12日時点で地上に出ているのは約1・6メートル。今後、切断する方向で検討している。原因は不明のままで、調査を進める。