文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

【永田町番外地】#68
永田町は、松本洋平文科相(52)のダブル不倫スキャンダルで大盛り上がりだ。週刊文春によれば、松本大臣は会議室やラブホでの逢瀬に飽き足らず、議員会館の自室をラブホ代わりにして欲望を満たしていたそうだから弁解の余地はない。教育行政のトップともあろう者がこれでは、世の子どもたちに顔向けできない。完全アウトのケースだ。
ところが、どうもおとがめはないらしい。高市首相は12日の予算委員会で、「文部科学行政のスぺシャリストとして就任をお願いした。仕事で返してほしい」と語り、松本大臣を続投させるハラらしい。
一般有権者からしたら「ハァ~?」ではないか。
確かに余人をもって代え難い人物というならともかく、慶大─三和銀─政界入りの松本議員の名前も功績も多くの人は知らない。それでスペシャリストというなら、自民党はよほど人材不足の証しだ。
「政治家の不倫スキャンダルについては、近頃の国民はかなり寛容です。部下との前代未聞のラブホ通いがバレて辞職した小川晶前橋市長は出直し選挙で再選を果たしているし、グラドルとの不倫疑惑が報じられた国民民主党の玉木雄一郎代表はしばらくの謹慎処分で許されています。“国民なんてすぐに忘れる”と高市首相もタカをくくっているのでしょうが、今回は別の理由もありそうですね」(全国紙デスク)
同じく文春砲が、林芳正総務相の元秘書が関与したとされる約23億円の巨額インサイダー取引事件についても報じている。
まだある。「しんぶん赤旗日曜版」が報じる高市早苗事務所の脱税幇助疑惑だ。赤旗は高市事務所が所得税の「寄付金控除」の対象ではない政治資金パーティー券の購入者に対して寄付控除のための申告書類を不正に発行していた“決定的証拠”を入手したそうだ。事実ならば脱税幇助の罪に問われかねない。
■ドミノ倒し恐れる高市首相
高市事務所については、資金決済法違反が指摘されている仮想通貨“サナエトークン”発行への関与が取り沙汰されており、すでに金融庁が実態把握に乗り出している。
「高市か。高市さん、大っ嫌いなんだよ」「最低だった、人として」
これは、文春が報じた先の松本文科相の高市評である。
普通なら「ナメんじゃないわよ」と更迭したいところだろうが、そうなると、林大臣にも自分にも厳しく対処しないといけなくなる。だから、ここはほおかぶりを決め込むしかないということなのだろう。
高支持率におごるのはいいが、予算の年度内成立、令和のオイルショック対策、トランプとの会談……と内憂外患だ。高市首相の“高転び”の気配が漂い始めている。
(特命記者X)