豊川用水の最大の水源で、愛知県新城市にある宇連ダムの貯水率が、きょう(17日)午後3時半に0%になりました。
新城市の宇連ダムは、バンテリンドーム17個分、約2800万トンもの水を貯めることができるダムですが、きょう午後3時半に貯水率が0%になりました。
貯水率0%とはダムの最低水位を下回り、自然には放流できない状態のことで、宇連ダムで貯水率が0%になるのは、2019年5月以来です。
深刻な水不足で節水さらに強化
午前11時ごろには、ダムの底に残る水をポンプでくみ上げる緊急取水を開始。ダムの底の水を使うのは、宇連ダムの運用が始まった1968年6月以降で初めてで、貯水率0%となっても、今後10日ほどは下流に水を流せるということです。
宇連ダム周辺ではことし1月の降水量がわずか1ミリだったほか、3月も18ミリで平年の9%と、雨の少ない状態が続いています。
深刻な水不足を受け、豊川用水では去年8月から節水が行われていますが、きょう午前9時から節水率が引き上げられ、水道用水は25%、農業・工業用水は45%となっています。