「床に額をなすりつけて」高市首相への侮辱発言で批判の嵐 早大名誉教授の有馬哲夫氏、過去にも“紙一重”な発言

早稲田大学名誉教授で社会学者の有馬哲夫氏が21日、自身のX(旧Twitter)を更新。高市早苗首相を侮辱する内容の投稿が波紋を広げている。
有馬氏は21日、封鎖されたホルムズ海峡でイランが日本の船舶の通過を認める用意があると明らかにしたと報じたニュースサイト「共同通信」(共同通信社)の記事を引用。そして、「ほらサナエ。今すぐイランへ飛んで、床に額なすりつけて、これまでの非礼を詫びて、日本のタンカーを通すようお願いしろ」(原文ママ)とポストしたのだ。
さらに有馬氏は、「抱きついても、尻尾を振っても構わない。なりふりかまってる場合ではない」と訴え、「日本経済と国民生活を守るため、はたらいて、はたらいて、はたらいて、はたらき抜け。国のため国民のため」と記した。
この侮辱にあたる言動にはコメント欄が大荒れし、「ひど過ぎる。こんな投稿を六大学の名誉教授がするなんて……。世も末」「早稲田大学の名誉教授による発言は、大学の名誉や学生への影響を考慮し、厳正な対応が求められる」「女性蔑視が透けて見える。教授の生い立ちに時代背景もあるだろうが、誹謗(ひぼう)中傷を撲滅する見せしめの一環として、大学側は厳正な処分を下していただきたい」といった批判が寄せられている。
有馬氏といえば昨年10月、「ふざけるな。戦後の焼け野原からだれが復興させた。誰が経済大国日本を作った。われわれだ。われわれの努力がなかったら日本はアジアの最貧国だ。Xのポストする暇あったら勉強しろ、働け」といった“説教ポスト”を投稿し、Xで大炎上した経緯がある。
発端は同月、有馬氏が一部のXユーザーの「老人たちが水道売り渡したり土葬賛成ってワケ 若者の方がよっぽど国を守ろうとしてんのな」というポストを引用し、前述のような説教を食らわせた。すると、この投稿は瞬く間に拡散され、Xのトレンド入りを果たす事態に発展。翌日には1600万件以上のインプレッションを記録するなど、リプライ欄はバッシングの嵐となった。
実は有馬氏、SNS上での“過激”な発言はこれが初めてではない。
高市首相が誕生した同月にも「高市氏が総理に決まる瞬間上がると思って株の買いを入れましたが暴落しました。それまではジリジリ上がっていたのに。ということでアンチになりました」と投稿。さらに、「小野田(紀美)氏が外国人問題担当相だなんてなにかんがえているの。留学生優遇デマの汚染源。ヘイトの女王。うまくいくはずないでしょ。外国人がかわいそう」と述べ、高市内閣への批判や不満をあらわにした。
この有馬氏の暴走行為に同月のニュースサイト「WEB女性自身」(光文社)では、“全国紙社会部記者”の分析を掲載。記事によれば、「有馬氏は1953年生まれのいわゆる“ポスト団塊世代”です。一般的には戦後の高度経済成長期を支えたといわれるのは、1935年から1946年ごろまでに生まれた“焼け跡世代”だといわれているため、違和感を覚えた人が多かったのでしょう。また、有馬氏の断定的で攻撃的な言い回しが若い世代には押し付けがましく映り、単なる“上から目線の説教”と受け止められた可能性もあります」と見立てた。
かつては、世界最高峰ともいわれる英・オックスフォード大学で客員教授を務めた経歴を持つ有馬氏。「バカと天才は紙一重」ということわざがあるが、愚かな人と天才の境界線は意外にも薄いということが証明された気がしないでもない。