奈良県で出土した日本最古の貨幣「富本銭」などが新たに国宝指定へ 京都・東福寺の僧が1386年に完成させた「五百羅漢図」も

奈良県で出土した日本最古の貨幣などが、新たに国宝に指定されることになりました。
国の文化審議会は3月26日、奈良県明日香村の遺跡で出土した「奈良県飛鳥池遺跡出土品」643点を、国宝に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
日本最古の貨幣である「富本銭」などが含まれていて、「国家形成における社会を考究するうえで唯一無二の資料」などとしています。
また、京都市にある東福寺の僧が1386年に完成させた「五百羅漢図」。ブッダの弟子とされる500人が描かれています。
京都府によりますと、この掛け軸の50幅のうち、45幅と江戸時代初期に描かれた2幅が「日本の絵画史上の記念碑的存在」などと評価され国宝に指定されます。
五百羅漢図のうち1400年代以前のものでまとまって現存しているのは、今回のものを含む3件だけです。
今回の国宝指定の答申は、ほかにも東京で1件あります。