【速報】斎藤知事らを嫌疑不十分で不起訴 元県民局長の私的情報漏洩問題で地方公務員法違反容疑で告発

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を告発して亡くなった元県民局長の私的な情報について、斎藤知事らが指示し“側近”の井ノ本知明元総務部長が県議会議員に漏洩したなどとして、斎藤知事、片山元副知事、井ノ本元総務部長の3人が地方公務員法違反の疑いで刑事告発されていた事案について、神戸地検が3人を不起訴処分としたことが明らかになりました。
兵庫県の第三者委員会は、去年5月に公表した報告書で、井ノ本元総務部長が元県民局長の私的な情報を県議3人に漏洩したと認定し、斎藤元彦知事と片山安孝元副知事が「漏洩を指示した可能性が高い」と結論付けていました。
これを受けて神戸学院大学の上脇教授らは、井ノ本元総務部長の行為について「職務上知りえた秘密」の漏洩にあたると指摘したうえで、地方公務員法は命令をしたり、ほう助したりした者についても刑事罰を科すとしていることから、斎藤知事、片山元副知事、井ノ本元総務部長の3人を地方公務員法違反の疑いで神戸地検に刑事告発していました。
神戸地検は告発状を受理し捜査を進めていましたが、27日付で不起訴処分としたことを明らかにしました。
神戸地検は、斎藤知事と片山元副知事については、「認定するに足りる証拠が得られなかった」ことなどから嫌疑不十分で不起訴処分としました。また、井ノ本元総務部長については、「関係者の高度にプライバシーの高い情報が問題となっているところ、公判廷で明らかにした場合の影響を慎重に判断し、その他被疑者が社会的制裁を受けていることなども考慮した結果、起訴猶予として不起訴処分」としました。