「めざせ300万円」
岡山市が姉妹都市の米カリフォルニア州サンノゼ市に贈った桃太郎像の盗難事件を受け、岡山市は26日、銅像再建のためのクラウドファンディング(CF)を始めた。発案は昨夏に海外派遣事業でサンノゼ市を訪れた岡山市の中学生8人で、「私たちの桃太郎は負けない。サンノゼのジャパンタウンに、再び友好のシンボルを」と協力を呼び掛けている。
銅像は高さ約1・5メートル、重さ約300キロ。1993年に友好の象徴として贈られ、サンノゼ市庁舎近くの公園に設置されたが、昨年10月、根元から切断されていることがわかった。
事件を知った8人は、「友好の絆を肌で感じたばかりだったのに。自分たちにできることはないか」と岡山市国際課に相談。同市はサンノゼ市との協議を経て、CFの実施を決めた。
同課によると、銅像は制作や輸送、設置などに計約1500万円かかる見込み。CFの目標額は300万円で、超えた場合も全額を同市に贈る。不足額はサンノゼ市が募金などで賄う。
寄付はCFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で、6月12日まで、岡山市国際交流協議会を窓口として実施する。寄付者には、返礼品として岡山とサンノゼ両市の市長からの感謝状を贈る。