2月8日の衆院選で初当選した川松真一朗衆院議員(45)。川松氏の陣営スタッフが、公職選挙法違反の疑いがある選挙運動をしていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
川松氏といえば、墨田区出身で、日本大学時代にラグビー部主将を務めた後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ中継やニュース番組を担当した後、2013年に都議会選挙で初当選を果たした。プロレス好きでも知られ、自らリングに上がる“レスラー議員”としても知られる。今年の衆院選では東京23区(町田市)から出馬し、2位に大差をつけて初当選した「高市チルドレン」の一人だ。
だが実は2月4日の選挙期間中、町田駅の近くで、川松氏の氏名が記されたタスキを陣営の若いスタッフが着用し、選挙運動をしていたというのだ。都政関係者が明かす。
「有権者が撮影した写真や動画を見返していると、目を疑う光景を発見しました。町田駅の近くで陣営の若いスタッフが、川松氏の名前の書かれたタスキを着けて選挙運動をしていたのです。時間にして10分超。これは公選法違反ではないか」
タスキを使用するのは本人に限られている
公職選挙法に詳しい日本大学法学部の安野修右(やすの のぶすけ)准教授が語る。
「公選法ではタスキを使用するのは候補者本人に限られています。違反した場合、罰則規定があり、タスキを着けた運動員だけでなく、指示した候補者も処罰対象となる可能性があります」
事務所に問い合わせると、概ね次のように回答した。
「トイレ休憩の際にタスキを預かり…」
「候補者がトイレ休憩の際、タスキを預かり、肩から掛けて候補者を待っていただけです。貴誌のご懸念は当たらないと思われます。今後は誤解のないようスタッフには周知徹底させます」
しかし、動画にはスタッフが投票を呼び掛ける姿も映っていたーー。
4月8日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月9日(木)発売の「週刊文春」では、川松氏本人への直撃取材の詳細や、川松氏と陣営スタッフによる“タスキリレー”の一部始終などを詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月16日号)