今春に入り警察官を装って金をだまし取る、いわゆる「ニセ警察官」による犯罪が多発している。きっかけ4月より施行された自転車における「青切符制度」(交通反則通告制度)であった。
栃木県では40代の男性が自転車に乗り走行していた際、普段着姿のニセ警察官に呼び止められ、違反を理由に罰金1万5000円をだまし取られた。
また、広島県では青色の作業服姿を来た警察官風の男が、高校生に対し「交通ルールに違反している」とし2000円をだまし取り、その場から逃走した。
これら交通ルールを盾にしたニセ警察官による詐欺被害は日本全国で発生しており、警察側も「警察官が現金を受け取ることはない」「現金ではなく納付書で支払う」と注意喚起を行っている。
一方でニセ警察官による「青切符詐欺」は完全には防ぎきれないのではないか、とする声も多い。14日現在、自転車における青切符は制度そのものが認知されていないほか、高校生など普通免許を持てない未成年にとっては、交通ルールを法律レベルで知る機会が多くない。そのため、今後高校生だけではなく、今後は中学生や小学生なども「青切符詐欺」のターゲットとなる可能性もある。
もちろん一部の学校では、交通ルールに加えて青切符の制度説明も行っている学校もあるが、生徒全員がきちんと認知できている訳ではない。そのためネットでは「未成年にも制度をきちんと学ぶ機会を」「ニセ警察官にだまされないルール作りをして欲しい」といった声も少なくないようだ。