青切符のような紙渡し「信号無視の罰金で1万5000円」「今払わないと捕まる」…通りかかった本物の警察官に抗議して被害判明

栃木県警小山署は13日、栃木県小山市内の40歳代男性が、今月から始まった16歳以上の自転車違反者に反則金を科す「青切符(交通反則切符)」制度を悪用した詐欺に遭い、現金1万5000円をだまし取られたと発表した。青切符を悪用した詐欺の発生は県内では初めて。
発表によると、男性は12日午前8時頃、小山市内の横断歩道を自転車で通過した際、乗用車に乗っていた男から停車するよう呼び止められた。車から降りた男は小山署員を名乗り、「信号無視の罰金で1万5000円」と男性に告げ、青切符を模した紙と納付書を手渡した。男性は「今払わないと捕まる」と言われたことから、その場で1万5000円を手渡すと、走り去った。
男性は「信号無視をしていない」との不満を持っていたことから、事件後に偶然通りかかった警察官に抗議し、被害が判明した。
車は白い乗用車で、男がもう1人乗っていた。いずれも40歳代くらいで、私服を着ていたという。
県警は「反則金の納付は金融機関などで行うため、警察官がその場で現金を要求することは絶対にない。もし要求された場合はすぐに通報して」と呼びかけている。