【永田町番外地】#78
上皇ご夫妻が19日から神奈川県の葉山御用邸に入られた。先に予定されていた大相撲観戦を急きょ取りやめたのは、美智子さまの体調が優れぬゆえとのことが漏れ伝わってきていた。
「ご心配をおかけしております。美智子さまは以前から微熱をお持ちになっておりまして、BNP値(心不全の診断指標)が正常値を超えることがありましたが、ここ数日は落ち着きを取り戻していますし、ご機嫌もよろしく、葉山では上皇陛下をお支えして散策する姿に地元の方々も安心していただけたことと存じます」
とは宮内庁関係者の談。何よりである。
とりわけ美智子さまがここ数日、「ご機嫌よろしく」なってきたのは事実上、「愛子天皇」の誕生にフタをすることになる皇室典範改正案の今国会成立に一定のメドがついたことも大きかろう。
「皇室典範をめぐっては、外戚の麻生太郎(自民党副総裁)やその片腕の森英介(衆院議長)が政府、国会を事実上牛耳っているわけですから、これ以上の頼もしい味方はいないということでしょうね。美智子さまは実は水面下でオーラルヒストリーの出版準備を進めておりまして、この中でなぜ皇后の雅子さまと不仲とされるのか、愛子さまではなくて悠仁親王なのかを吐露しているそうです。すべては公にはできないでしょうが、国民世論が十分に納得できるだけの内容にしたいとお考えのようです」(皇室ライター)
あくまでも断片情報だが、執筆を担当しているのは政治家一家に育ったW女史らしい。民放テレビ局員の皇室担当として美智子さまの知遇を得たようで、今では代弁者然として親しい議員に美智子さまの意向を触れ回っているそうだ。
「麻生副総裁はもちろんのこと、野党関係者も入っています。これまで愛子天皇容認、女系天皇反対の立場だったのに、ここにきてコロリと美智子さま派に転じたといわれている大物議員もいますよ」(前出のライター)
ともあれ、W女史の手元には、平民から皇后にまで上り詰めた美智子さまのオーラルヒストリーが録音時間にしてすでに100時間超分がストックされているそうだ。いわゆる皇室の内幕を上皇后陛下のお立場で出版されるとすれば、それ自体が前代未聞の皇室スキャンダルといえるだろう。 (特命記者X)