物流センターの井戸水からPFAS検出 指針の1200倍 千葉

千葉県市原市は12日、素材大手「AGC」の千葉物流センター(同市五井金杉2)の敷地内で採取された井戸水から、国の指針値の最大1200倍に当たる有機フッ素化合物(PFAS)の一種が検出されたと発表した。
市によると、井戸は飲用には使われていないという。市が物流センター周辺に設置した観測用井戸の検査でも指針値を超える値が検出されており、市は周辺の民家に井戸がないか確認する。
市によると、AGCが昨年7月、敷地内の井戸2カ所で指針値(PFOS、PFOAの合計値が水1リットル当たり50ナノグラム)を超える値を検出したと市に報告した。外部機関が詳しく分析したところ、1リットル当たり6万ナノグラム、同3900ナノグラムを検出した。
これを受けて、市が近くの公園に観測用井戸を設置して水質調査したところ、同1600ナノグラムの値が検出された。【宮田哲】