公明党沖縄県本部は、県知事選(8月27日告示、9月13日投開票)で、自民党が全面支援する方針の古謝玄太・前那覇市副市長(42)に推薦を出す方向で調整に入った。公明県本部内には、自主投票とする案も一時浮上したが、態度を明確にするべきだと判断した。
複数の関係者が12日、明らかにした。公明は政権与党だった直近2回の知事選で、現職の玉城デニー知事(66)の対抗馬に党本部推薦を出し、玉城氏と戦った。自民との連立政権は解消したが、県議会では自民と同様、県政刷新に前向きだ。
公明の西田幹事長は12日の記者会見で、「地元で議論している段階だ」と述べるにとどめた。県本部の意向をどう取り扱うのかが今後の焦点となる。
公明の判断は中道改革連合、立憲民主党との合流に影響を与える恐れがある。玉城氏への支援を表明した立民と対応が割れることになるためだ。中道改革の小川代表は12日の記者会見で、玉城氏に「極めてシンパシーを感じる」と支援の意向をにじませつつ、機関決定は行わない考えを示した。