高市首相、中国名指しでレアアース輸出制限に「供給網に深刻な影響懸念」…足並みそろえる必要訴え

【エビアン=田島大志、上地洋実】フランス東部エビアンで開催中の先進7か国首脳会議(G7サミット)で、高市首相は16日、「中国による対日措置が、G7や同志国のサプライチェーン(供給網)に影響を与えかねない状況を深刻に懸念している」と述べた。中国を名指しして、レアアース(希土類)の輸出制限による経済的な威圧に足並みをそろえて対抗する必要性を訴えた。
開発支援などを討議する「新たなパートナーシップの構築と国際連帯の再構築」の会合で発言した。自身が5月に表明した新たな「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想に触れ、「インド太平洋地域の自律性、強靱(きょうじん)性を高めるために、連携を拡大したい」と各国に協力を求めた。
会合後に「互恵的パートナーシップ」に関する合意文書が発表され、「重要鉱物の供給網の重要性を確認した」と盛り込まれた。