滋賀県立八幡工業高校(近江八幡市)で、定期試験中にトイレに行くため退席した生徒の点数を1割減点していたことが10日、同校への取材で分かった。10年以上前から行われていたといい、8日から始まった中間テストから廃止した。
同校によると、今年度は1人、昨年度は9人が対象となったが、減点で通知票の評価が下がったことはないという。
減点措置は、試験中に途中退席する生徒が多かったため設けられた。試験前に教員が口頭で生徒に伝え、退室を申し出た生徒には「減点されるかもしれない」と教員が確認した上で、別の教員がトイレに連れて行っていた。一部新聞社が今月、この措置について問い合わせしたことを受け、廃止した。
中辻仁史校長は「生徒に我慢を強いた非人権的な規則だった。全校集会を開いて生徒に謝罪したい」と話している。
[時事通信社]