倉庫に遠隔操作できるパチンコ台、専用アプリで賭博ができるようにした4人に有罪判決…手数料名目で利益

奈良県大和郡山市の倉庫内で、遠隔操作ができるパチンコ台などを使い、専用アプリを通して賭博ができるようにしたとして、賭博開帳図利罪に問われた県内のアルバイト従業員(27)と、茨城県の無職(32)の両被告に対し、地裁(摸利純史裁判官)は2日、アルバイト従業員の被告に拘禁刑1年2月、執行猶予3年(求刑・拘禁刑1年2月)、無職の被告に懲役1年2月、執行猶予3年(求刑・拘禁刑1年2月)の判決を言い渡した。
判決によると、アルバイト従業員の被告は2024年11月~26年2月、無職の被告は24年11月~25年3月に、他の男や女と共謀。同市内の倉庫に専用のアプリ上で遠隔操作できるパチンコ台などを多数設置し、賭け客らが入金した賭け金をアプリで使うポイントに変換。そのポイントを使わせ、パチンコ台などを操作させて賭博を行わせ、手数料を名目に利益を得た。
摸利裁判官は、両被告に「必要な役割を果たしていた」と指摘。一方、アルバイト従業員の被告は事実を認め、無職の被告も一定の事実を認めていることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決とした。
この事件ではこれまでに2人と共謀し、賭博開帳図利罪に問われた男と女について、男には拘禁刑1年2月、執行猶予3年、女には拘禁刑1年2月、執行猶予3年、パチンコ台など18台の没収の有罪判決が言い渡されている。