東京地検特捜部の捜査で取り調べた元容疑者の女性と不適切な関係を持ったとして、法務・検察当局が特捜部の主任だった男性検事(48)を懲戒免職処分とする方向で最終調整していることが関係者への取材で判明した。関係者の事情聴取のため公費で押さえたホテルに女性を呼び寄せて宿泊するなどしており、重大な信用失墜行為に当たると判断した模様だ。
関係者によると、検事は2021年から約4年半、特捜部に所属。23年11月に発覚した自民党派閥裏金事件で現場の捜査を指揮する主任検事も務めた。既婚者だが、裏金事件とは別の事件で女性の取り調べを担当し、捜査の終了後から関係を持ったとされる。
今年3月ごろに外部から情報提供を受けて最高検などが調査を開始。検事は不適切な関係を持ったことを認めているという。【五十嵐隆浩、佐藤緑平、後藤佳怜】