熊本市の大西一史市長は28日、熊本県で最大震度7の地震発生の速報を、台湾出張の帰路だったチャイナエアラインの機内で知った。飛行機は熊本空港の滑走路閉鎖のため福岡空港に代替着陸。大西氏は福岡市消防局のヘリで熊本市役所に急行し、災害対応に当たっている。
大西氏は経済セミナー出席などのため台湾を訪れていた。28日午後5時ごろ、帰りの機上でX(旧ツイッター)に「熊本で震度7の地震との情報を飛行機のWi-Fiがやっとつながり確認しました。詳しい情報は分かりませんが、どうか皆さん揺れは続くと思いますので警戒して身を守る行動をとって下さい。災害対策本部と連絡が取れました。皆さん落ち着いて助け合って行動して下さい」と投稿した。
その後、福岡市の高島宗一郎市長の手配で、熊本に向かう福岡市消防局のヘリに便乗し、「高島市長はじめ福岡市民の皆さんありがとうございます。そしてチャイナエアライン、福岡空港関係者の皆さんの連携に心から感謝します」と謝意を述べた。
ヘリは午後8時過ぎに熊本県庁のヘリポートに着陸。大西氏は消防の緊急車両で市役所に戻り、木原稔官房長官や小泉進次郎防衛相に電話で支援を要請した。29日も対応に追われている。
大西氏は平成28年の熊本地震での対応を経験し、指定都市市長会副会長(危機管理担当)や全国市長会防災対策特別委員長を務めている。