熊本地震、死者34人 迫る72時間、救助続く

熊本県で起きた最大震度7の地震に関し、県は30日、関連調査中を含め死者が34人に上ったと発表した。日本製紙八代工場(八代市)で8人、爆発が起きた大型商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)は7人が死亡。同工場で安否が不明だった1人が救助されたが、容体は不明とした。水道や電気が途絶した被災地は多くの家屋が倒壊。不明者の生存率が下がるとされる発生から72時間が31日夕に迫る中、被害の全容把握を急ぐ。県内約400カ所の避難所に9千人超が身を寄せた。
県の集計では同工場とイオンモール以外の死者は、宇城市2人、甲佐町1人、八代市3人、氷川町4人。災害との関連を調べているのが9人。重症者は県全体で5人。
関係者によると、同工場の安否不明者はいなくなったとみられる。イオンによると、イオンモールで死亡した7人はいずれもテナントの従業員。これにより、全従業員の安否が確認できたとした。警察などが取り残された人がいないか確認を進める。