高市早苗首相は27日、「さよなら優生思想女性障害者の会」の中尾悦子氏らと首相官邸で面会し、政府が進める防衛力の抜本的強化に反対する全国の障害者からの手紙を受け取った。首相は「優生思想には断固立ち向かう」と会の趣旨に賛同しながらも、「防衛しないで国民の命や領土が守れるか。それは無理だ」と反論した。
同会によると、「平和への願いを首相に届けたい」と2月に呼び掛けたところ、全国の障害者から114通の手紙が集まった。
この日の面会は、いのちの党の天畠大輔共同代表が7月の参院予算委員会の質疑で首相に要請し、首相が「手紙を直接受け取らせてもらう」と応じたことで実現した。面会には天畠氏も同席した。 [時事通信社]