28日、立憲民主党、中道改革連合、公明党の3党による党首会談が行われ、立憲民主党が中道改革連合への組織的合流を見送る意向を表明した。中道改革連合と公明党は週末に党内調整を行い、改めて31日に立憲民主党を含めた3党で党首や幹事長が会談を開いて今後の対応を判断する見通しだ。
【映像】「未来永劫、中道と合流しない?」質問の瞬間(実際の様子)
立憲民主党の田名部匡代幹事長は、全国の意見交換を通じて「合流に慎重な意見、また反対の意見などもありました。統一自治体選挙を立憲民主党として戦うこと、国会議員と地方自治体議員を分断しないという基本方針を重視しました」と述べ、組織的合流をしない決定を報告した。一方で、「3党協力は国会、政策、選挙の3分野でさらに進めさせていただきたい」と強調。国会では参議院における統一会派を含む最も効果的な連携の形を3党で協議し、政策面でも生活支援などの共同政策を積み上げ、選挙では3党の議席を最大化する観点から統一地方選挙の実質的協力を深化させると語った。
これに対し、公明党の西田実仁幹事長は、党の竹谷とし子代表の受け止めとして、合流しないという立憲民主党の判断に「率直に言って誠に残念である」と表明した。今後の対応については週末に協議し「31日にお答えさせていただきたい」とした。また、中道改革連合の階猛幹事長は、小川代表のもとで3党一体の体制を目指して合流への協議を進めてきたことに触れ、「相手があることですので、我々としてはベストを尽くしましたけれども、残念ながら立憲民主党さんには響かなかった。我々の力不足によるもので反省したい」と述べた。その一方で、立憲が掲げた政権交代を目指す勢力の結集という方向性には賛同し「これからも力を合わせて少しでも前に進みたい」と語り、31日には臨時国会に臨む新体制の方向性を示す考えを明らかにした。
記者から、今後の連携について問われた田名部氏は、参議院の統一会派協議について「合流は難しいが連携協力は維持してほしいという声や、やはりこれまで政権交代を目指しつつ、しっかりと政権に代わり受け皿としてやってきたことを大事にしてほしいという声がありました。あらゆる選択肢を排除せず、しっかりと力を結集できることはしていきたい」と答えた。さらに、「未来永劫、中道改革連合と合流しないのか?」と問われると、「中道との合流はしないということを28日申し上げました。しかしながら、その力の結集ということに関してはあらゆる選択肢があると考えている」と述べ、将来の連携形態にはさまざまな形があり得るとの認識を重ねて示した。
(ABEMA NEWS)