カンボジアを拠点にした特殊詐欺グループの指示役とみられる男の初公判が行われ、男は、起訴内容の一部を否認しました。
起訴状などによりますと、住所不定・製造業の菅原孝文被告(31)はおととし7月、仲間と共謀してカスタマーセンターの職員や警察官、検事などになりすまして北海道や和歌山県に住む高齢者3人に電話をかけ、「暴力団組員があなた名義の携帯電話を使っている」などとうそを言ってあわせて1200万円をだまし取った罪に問われています。
きょうの初公判で菅原被告は、うその電話をかけたことは認めた一方で、「自分が電話をかけた被害者か分かりません」などと起訴内容の一部について否認しました。
検察は冒頭陳述で、「カンボジアのアジトにおける日本人のかけ子の最上位で、組織の管理をし、日常的にかけ子の指導をしていた」などと主張しました。