北海道・沼川で氷点下0.4℃を観測 全国で今季初の「冬日」に

今日25日(金)の朝は北日本を中心に冷え込みが強まり、北海道稚内市の沼川で氷点下0.4℃を観測しました。山岳部を除き、全国で今シーズン初めて日最低気温が0℃未満となる「冬日」となりました。
全国で今シーズン初の冬日に
今日25日(金)未明から早朝にかけて、北日本を中心に上空の冷たい空気と穏やかな晴天の影響で気温が下がりました。

北海道稚内市にあるアメダス沼川では、4時05分に最低気温-0.4℃を記録しました。富士山頂などを除く一般の観測点において、全国で今季初めての冬日(最低気温が0℃未満の日)です。昨シーズンに全国で初めて冬日を観測した10月7日と比べ、12日早い到達となりました。

沼川のこの時期の平年値(最低気温6.5℃)と比べても約7℃低く、11月上旬並みの冷え込みです。道内ではこのほか、留萌地方の天塩で0.1℃、宗谷地方の歌登や上川地方の朱鞠内で0.7℃など、内陸部を中心に氷点下に迫る寒さとなりました。
冷たい空気と「放射冷却」が要因
強い冷え込みの要因は、冷たい空気の流入と「放射冷却現象」です。

前日に寒冷前線が通過したあと、北海道の上空には秋の冷たい空気が流れ込みました。さらに夜間は高気圧に覆われて風が弱く晴れたため、地面の熱が上空へと急速に逃げる放射冷却が強まりました。

今回冬日を記録した沼川は、周囲が丘陵に囲まれた盆地状の低地にあります。冷たく重い空気は低い場所へと溜まりやすい性質があるため、特に気温が下がりやすい地形となっています。
朝と昼の寒暖差に注意
今日の日中は広い範囲で秋晴れとなり、たっぷりと日差しが届く見込みです。

北海道内でも昼間は気温が上がり、各地の最高気温は函館で21℃、札幌で20℃、旭川・網走・釧路で18℃の予想です。内陸部を中心に朝と昼の気温差が10℃以上になる所もあります。

朝晩は厚手の上着や暖房が必要な冷え込みとなる一方、日中は過ごしやすい体感となります。一日の中での寒暖差が非常に大きいため、脱ぎ着しやすい服装でうまく調節してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)