福岡県・長崎県・佐賀県・熊本県に線状降水帯直前予測…熊本市では避難指示も

気象庁は27日午前5時29分に福岡県に、同5時59分に長崎県、佐賀県、熊本県に気象防災速報(線状降水帯直前予測)をそれぞれ発表した。
福岡県筑後地方、長崎県南部、佐賀県南部、熊本県熊本地方ではそれぞれ、今後3時間以内に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続く可能性が高まっているとしている。命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まる恐れがある。
長崎県大村市付近では午前5時30分までの1時間に約110ミリの降雨があったとみられるとして、同庁は記録的短時間大雨の気象防災速報も発表した。
これらに先立ち、福岡管区気象台は午前5時過ぎに九州北部地方の気象解説情報を発表。27日から28日にかけて前線が九州付近に停滞する見込みで、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、引き続き大気の状態が非常に不安定になるとしていた。
同気象台は、九州北部地方では27日昼前にかけ低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけた。また、28日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨への注意も必要という。
熊本市は市全域において大雨による河川氾濫や土砂災害の危険性が高まったとして午前7時15分、北区・南区・西区・東区・中央区の計31万5456世帯、74万822人に警戒レベル4の避難指示を発令した。
同市については気象庁が午前7時8分時点で、レベル4土砂災害危険警報とレベル4大雨危険警報を発表している。