【これまでの経緯】乗務員の“飲酒問題”など複数の法令違反が確認された東海汽船 国交省が一部船舶の使用停止命令へ

東海汽船 ”飲酒問題”の是正報告書公開 使用停止命令に伴う臨時ダイヤも公表
飲酒問題などを巡り国交省から一部の船舶の使用停止命令が出された東海汽船が、国土交通省に提出した報告書や処分に伴う臨時のダイヤなどを公表しました。
【画像】東海汽船 山崎社長「心からお詫び」
報告書によりますと、1月1日、船長を含む乗組員複数人が酒気を帯びた状態で当直の勤務に就いたり、大型船の側面の出入り口である舷門を閉じずに運航したりした複数の法令違反が確認されました。
このうち飲酒問題に関しては、以前から正月に船内で新年会などの飲酒が行われる慣行があったなどとして、飲酒後の業務従事の禁止や違反時の対応などについて統一した管理方法を明確にするなどとした再発防止策をまとめました。
一方、船舶3隻の20日間の使用停止命令への対応については、2隻の代替船を用意し、28日までの処分期間中の臨時ダイヤをホームページで公表しました。
東海汽船は「輸送能力は落ちてしまうが、限られた船舶の中で最大限影響を抑えられるよう検討した」としています。
(10月2日配信)
東海汽船に国交省が一部船舶の使用停止命令へ
乗組員の飲酒問題など複数の法令違反が確認された東海汽船に対し、国土交通省は2日にも一部の船舶の使用を停止する命令を出すことが分かりました。
国交省の関東運輸局は8月、乗客の安全面を管理する責任者の解任と、再発防止策の報告など行政処分にあたる3つの命令を出し、先月、東海汽船から改善報告書の提出を受けていました。
こうしたなか、関係者によりますと、関東運輸局は2日にも東海汽船に対して大型客船の「橘丸」など3隻の使用停止命令を出す方針だということです。
停止期間は10月9日から28日までの20日間で調整されているとみられます。

(10月2日配信)
東海汽船の違反を複数確認 国交省が行政処分
乗組員の飲酒問題などを巡って複数の違反が確認された東海汽船に対し、国土交通省の関東運輸局は、行政処分にあたる3つの命令を発出しました。
国交省の関東運輸局は、東海汽船に聴聞や文書による弁明の機会を与えたうえで、28日付で海上運送法に基づく安全統括管理者などの解任、安全確保の報告や再発防止、船員法に基づく是正など、行政処分にあたる3つの命令を発出しました。

いずれの命令も期限は来月28日です。
東海汽船は「安全運航が事業運営の根幹であることを改めて全役職員で認識し、再発防止を徹底し、皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

(8月28日配信)
東海汽船 山崎社長「心からお詫び申し上げる」

乗組員の飲酒問題などを巡り法令違反の疑いがあるとして、国土交通省関東運輸局から「聴聞」を受けた東海汽船の社長が取材に応じました。
東海汽船 山崎潤一社長

「大変ご心配、ご迷惑を掛けたことを心からおわび申し上げます」

「第三者の特別調査委員会も作っておりますので、提言をいただいたうえで我々もしっかり防止策をとりまとめていきたい」
(8月21日配信)
国交省が東海汽船に聴聞 複数の法令違反の疑い
東京都心と伊豆諸島を結ぶ東海汽船の乗組員の飲酒問題などを巡り、国土交通省関東運輸局は法令違反の疑いがあるとして、東海汽船に対して「聴聞」を行いました。
関係者によりますと、東海汽船を巡っては、乗組員が酒気を帯びた状態で当直の勤務に就くなど、複数の法令違反の疑いが浮上しています。

当事者から意見を聞く「聴聞」は、東海汽船の安全統括者の解任や事業停止に関して行われ、この聴聞を経て処分が出る見込みです。
東海汽船は「今回の事案を厳粛に受け止め、原因究明や再発防止に取り組む」としています。

(8月21日配信)