福岡市西区で4歳の男児が暴行を受けてけがをした事件で、福岡県警西署は10日、男児の母親の交際相手で住所不定、無職、山下翔也容疑者(21)を傷害容疑で再逮捕した。山下容疑者は、手でたたいたことを認める一方で「教育的指導で暴力ではない」として容疑を否認している。男児は全身に複数のあざが確認されており、西署は日常的な虐待がなかったか追及する。
再逮捕容疑は9月2日午前0時50分ごろ、同区にある男児の自宅マンションの風呂場で、男児のを殴るなどし、皮下出血など全治2週間のけがをさせたとしている。
西署によると、山下容疑者は「おねしょしたにもかかわらず謝らないので、たたいたり胸ぐらをつかんだり引っ張ったりした」と供述している。男児のけがに気づいた保育園が児童相談所に通報し、発覚した。
山下容疑者は8月下旬に男児の腹に殴る蹴るの暴行を加えたなどとして傷害と暴行の容疑で9月18日に西署に逮捕されていた。福岡地検は10日、この容疑については処分保留とした。【中里顕、一宮俊介】