サザエ・アワビ密漁で18人摘発、全員マリンレジャーの一般人「家族で食べる分ぐらいいいだろうと」

山形県の酒田海上保安部は14日、7~9月にサザエ、アワビなどの密漁の集中取り締まりを行い、県内外の男女計18人を漁業法と県漁業調整規則に違反した疑いで摘発したと発表した。今後、山形地検酒田支部に書類送検する方針。
発表によると、摘発されたのは県内居住15人(うち庄内地域12人)と県外3人で、全員が海水浴などのマリンレジャーで訪れた漁業者以外の一般人。シュノーケルやゴーグルをつけて海に潜り、手づかみやヘラなどで取っていた。
調べに対し「家族で食べる分ぐらいいいだろうと思った」「バーベキューで食べようとした」などと話しているという。
押収されたのはサザエ419個、アワビ24個、イガイ19個、イギス520グラムなど。場所は鶴岡市鼠ヶ関、油戸、由良、温海地区など、岩場が多いところだった。酒田海保は押収した海産物は海に返したという。
酒田海保は「漁業者の方々が困っている。『一個だけなら』と安易な気持ちでも密漁になる」と注意を呼びかけている。