衆議院議員の定数削減で、自民党が示した『31』議席削減案に対し、日本維新の会に加え、これまで反対してきた野党の国民民主党が、賛成を表明しました。これにより、今国会で成立する公算が大きくなりました。
【画像】自民・維新・国民『31減』で合意
日本維新の会 吉村洋文代表
「これは日本において、戦後最大の定数削減になります。大きく改革という意味では、前に進んでいる」
連立から1年。与党が目指す衆議院の議員定数削減は、すべての野党の反発で、成立が見込めない状況が続いてきました。これが28日、与野党が協議する場で、一気に成立のメドがつく形に一変しました。国民民主党が賛成に転じたためです。
これまで国民民主党は、日本維新の会が主張する『比例代表のみ45議席削減』という案には、反対してきました。
国民民主党 玉木雄一郎代表(先月30日)
「我々も削減自体には反対してないんですけれど、人口減少等、何らかの理屈をつけた削減でやるべきであって、『えいやー』で45(削減)では、なかなか納得できませんよね」
与党としては、少数議席の参議院でも法案を可決させるために、どこか野党の協力を取り付けなくてはなりません。
そこで、自民党は、削減幅を『31』に縮めたうえで、国民民主党が求めていた比例代表の中国・四国ブロックの統合などを盛り込んだ修正案を提示します。国民民主党は、この修正案を飲みました。
国民民主党 古川元久国対委員長
「もし、わが党が賛成しないということで、完全に決裂になった場合には、比例で45削るというのを強行してくることになったと思う。(修正案を)受け入れた形で進めていくのが、全体最適ということで判断した」
自民党は、当初、与野党の幅広い合意を目指していましたが、結果は、自民・維新・国民の3党で押し切る形となりました。
自民党 鈴木馨祐元法務大臣
「1人でも反対したら、結論を出さないというのは、正しい対応ではない。衆参両方において相当程度の多数、しっかりと賛同いただけたことは、極めて大きなこと」