栃木県の那須烏山市は30日、28日にあった定例記者会見で、川俣純子市長が市の道路予算の要望活動に関する簗(やな)和生前農相の関与について述べた発言を訂正した。簗氏の代理人から抗議があったためという。
川俣市長は会見で、道路予算に関する国への要望活動を巡り「簗さんを通してさせていただいていたことができなくなった」「簗さんが動かなかった。でもずっと頼んでいた」などと述べた。その後、市幹部が「簗氏が選挙で多忙だったため他の国会議員にお願いした」と補足していた。
市によると、簗氏の代理人から29日、市に対して「市から要望活動の依頼を受けたのは21年11月の案件が最後となり、それ以降に紹介議員となることへの依頼がなされた事実はない」という内容の抗議文が送付された。
これを受けて市は、市長の発言について「(簗氏が)21年以降は、大臣就任や衆院選で多忙だったことを考慮し、簗代議士を通じた要望活動を見送った」などと訂正した。【白川徹】