町議からの謝罪を断る 被害のミャンマー国籍男性 “暴行問題”の一部を町議は認めず 北海道京極町

外国人労働者への暴行や暴言が問題となっている北海道京極町の農業法人。
被害を訴えるミャンマー国籍の男性との団体交渉が10月30日に行われ、渦中の町議が初めて参加し、謝罪の意向を示しました。
(記者)「ミャンマー人の方が暴行や暴言の被害を訴えていますが、このまま謝らないつもりでしょうか」
記者の問いかけを無視する男性。
(動画)「わからんかコノヤロー!来いってだから、教えてやるから」
農業法人で働くミャンマー国籍の労働者に暴行を加えたり暴言を吐いたりしたとされる、京極町の現職の町議です。
町議は農業法人の実質的な経営者です。
(音声)「ふざけんなよコノヤロー!ミャンマー帰れよ!日本のご主人さまは誰だ!」
被害を訴える男性の1人は、暴行と傷害の疑いで、2026年8月、警察に告訴状を提出しています。
また、胸ぐらをつかまれるなどの暴行を受けたと主張する男性。
現在、東京に避難していて、30日に、農業法人側と男性を保護した労組側との団体交渉がオンラインで開催されました。
暴行や暴言をしたとされる町議や、その二男も初めて参加。
30日の団体交渉では、不当に徴収された金銭や暴行について話し合われました。
町議は男性の服を引っ張ったことなど暴行の一部を認め、弁護士を通して謝罪の意向を示したものの、頬を叩くなどの行為については認めなかったため、労組側と男性は町議からの謝罪を断ったということです。
(JAMゼネラルユニオン 藤岡小百合さん)「音声がなかったり事実確認ができないものに関しては、(町議は)『やっていません』と答えた」
(被害にあった男性)「軽く謝罪されることと、事実に反することは受け入れらない」
渦中の町議は問題が明らかになって以降、「一身上の都合」として議会を欠席し続けていましたがー
10月21日、消防署などを視察する町議会の調査に姿を現しました。
問題発覚後、町議が公務に参加するのは初めてです。
(記者)「お話いいですか。ミャンマー人への暴行や暴言を認めますか。なぜそんなことしたんですか。被害にあわれた方へ何か謝罪ないんですか。外国人労働者をなんだと思っているんですか」
しかし、記者の問いかけに応じることはありませんでした。
問題発覚後初めて、団体交渉の場に姿を見せた町議。
謝罪の意向を示した一方で、解決に向けた協議は今後も続く見通しですが、労組によりますと、次回の団体交渉の日程は未定だということです。