高市首相「えつお」言い間違い疑惑のネット論争にまで参戦 予算72億円増の内閣広報室がまた大炎上

高市首相が、先月22日に死去した福田康夫元首相の名前を言い間違えたのではないかとして、場外乱闘が発生した。その“言った、言わない”の論争に高市官邸が参戦し、大炎上している。
きっかけとなったのは、先月26日に首相官邸の公式Xが投稿した、高市首相のぶら下がり会見の動画だ。そこで高市首相は、福田元首相のことを「ふくだえつお」と呼んでいるように聞こえ、SNS上で話題になった。実際に動画を確認すると、高市首相の滑舌の悪さもあり、確かに「えつお」と発音しているように聞こえる。
そこで、すかさず反論したのが、内閣広報室を統括する佐伯耕三広報官だ。
自身が運営するXアカウント「内閣広報官(色々投稿試し中)」を先月29日に更新し、高市首相は「言い間違えていない」と主張。日本テレビが撮影した同じ会見動画のリンクを貼り、〈偽情報(人を混乱させ惑わすために意図的・意識的に作られたウソ、虚偽の情報)にご注意を〉と投稿した。さらには、〈#日テレさんありがとう〉と、絶妙に空気の読めないハッシュタグまで添えた。
実際、日テレの動画では、高市首相は「ふくだやすお」と言っているように聞こえる。とはいえ、公人である内閣広報官が、なぜこんなネット論争にまでしゃしゃり出てくるのか。SNSユーザーの指摘を一方的に「偽情報」だと断定する姿勢にも批判が集まっている。
■墓穴を掘った
SNS上では〈そもそも首相の声が不明瞭で聞き取りづらいのが原因なのに〉〈都合の悪い情報は「偽情報」なのか〉といった声が寄せられた。もっとも「わざわざ佐伯氏が反論したことで余計話題になり、墓穴を掘ったのではないか」(メディア関係者)とする見方もある。
内閣広報室といえば、来年度予算の概算要求で、今年度の10倍超となる約72億3000万円を計上し、物議を醸している。今回のしょうもないSNS投稿で莫大な予算がつぎ込まれることへの疑問がさらに深まった。
「内閣広報室の概算要求は、霞が関でも『だいぶふっかけた』として、問題視する人が少なくありません。一方、佐伯さんは自身が発案者であるコロナ禍の“アベノマスク”などで激しい批判を浴び、もはや“叩かれ慣れ”しているフシがある。広報室への批判も気にしていない様子ですし、これまで通りの広報を続けるつもりでしょう」(霞が関関係者)
血税の無駄遣いになるのは、今から見えている。
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