木津川市立小学校 事務職員と校長が未払い給食費など計約4600万円分を私費で補填 市教委は残る未払い費・約800万円についても校長に支払い求める 京都

京都府木津川市で、市立小学校の60代の事務職員が10年以上にわたり未払いの給食費などについて保護者から徴収を怠るなどし、50代の校長と事務職員で合計約3700万円分を私費で補てんしていたことが分かりました。未払い費は約1700万円残っており、市の教育委員会はこれについても校長に支払いを求め、そのうち約900万円については既に支払われているということです。
教育委員会によりますと、市立小学校の事務職員が、2012年度に着任してから去年3月に退職するまでの13年間、給食費や教材費などを滞納している保護者へ支払いの催促を行わず、業者へ支払う約2000万円を繰り返し私費で立て替えたということです。また、私的な流用はなく、学校運営に影響はないとしています。
2024年に、校長(2023年度に着任)が事態を把握しましたが「大ごとにはしたくない」として教育委員会には報告せず、自らも約1700万円分を補てんしたということです。
2026年6月に給食センターが、この小学校の給食費の一部が未払いであることを教育委員会に相談し、事態が発覚しました。教育委員会は、校長が事態を把握後速やかに報告しなかった点などについて「徴収金の管理に問題があった」として、校長にその時点での不足分を補てんするよう求めました。校長はすでに立て替えていた約1700万円に加え、さらに約900万円を支払い済みで、教育委員会は残る未払い費・約800万円についても校長に支払いを求めています。
木津川市教育委員会は「学校教育に対する信頼を損なう極めて重い事態である」などとコメントし、先月末には保護者への説明会を行ったとしています。また、これまで学校ごとに管理していた給食費を、来年度から公会計化し、さらに2028年度からは給食費管理システムを導入するとしています。
教育委員会は小学校名や事務職員・校長の性別や氏名について、プライバシーの保護を理由に明らかにしていません。