千曲川・阿武隈川流域、「大雨特別警報」のレベルを上回る「100年に1度」超の雨量

防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は15日、台風19号による雨量は、氾濫した千曲川、阿武隈川流域で100年に1度と想定される量を超えていたとの分析結果を発表した。
同研究所は、各地域の過去30年分のデータから統計的に推定した100年に1度の最大雨量(24時間当たり)と、気象レーダーで解析した12日午前0時~13日午前0時の降水量を比較。千曲川が流れる長野市では100年に1度の雨は120ミリだが、今回は約130ミリを記録。阿武隈川が流れる福島市では180ミリに対して約230ミリに達した。数十年に1度の降水量が予測される場合に発表される「大雨特別警報」のレベルを上回ることが分析で裏付けられた。
同研究所水・土砂防災研究部門の三隅良平部門長は「二つの河川流域では100年に1度を超える雨が広く降り、大被害につながったとみられる」と指摘する。