10日に内閣改造・党人事 二階幹事長の処遇焦点

安倍晋三首相(自民党総裁)は内閣改造・党役員人事を10日に実施する方向で調整に入った。複数の関係者が2日、明らかにした。二階俊博幹事長を続投させるかどうかが最大の焦点だ。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官以外に留任する閣僚は少ないとみられ、内閣改造は大幅になる見通し。自民党参院執行部は閣僚の参院枠を増やすよう要望した。
人事は当初、10日に党役員、12日に内閣改造を実施するスケジュールも挙がっていた。外交日程などと調整した結果、双方とも10日とする案が有力となった。12日に副大臣人事を実施する方向だ。