生徒に「トイレのにおいする」、椅子引き転倒させる…講師謹慎

熊本県立の特別支援学校で、副担任の男性講師(20歳代)が今年6月から今月にかけ、中学部の男子生徒1人の肩を拳でたたいたり、テープで手を縛ったりするなどの不適切な行為を繰り返していたことがわかった。
同県教育委員会や同校によると、講師は、教室のカーテンに隠れて周りから見えない状態で生徒の肩を拳でたたいたり、生徒が座ろうとした椅子を引いて転倒させたりした。股間を握ることや、お尻を膝で蹴ることもあった。また、「なんかくさい」「トイレのにおいがする」などの暴言も浴びせたという。
担任から知らされた保護者が11日、同校に連絡して発覚。学校は講師を21日から自宅謹慎にした。講師は退職の意向を示している。
同校の聞き取りに対し、講師は事実関係を認めた上で、「過度に体を触られて嫌な気持ちになり、冷静に考えることができなかった」「やめさせようとテープで縛った」などと説明。生徒と保護者に直接謝罪したという。
同校は23日、保護者会を開いて経緯を説明。その後、同校で記者会見した校長は「決して許されないことで、未然に防ぐことができず深く反省している。生徒と保護者に深くおわび申し上げる」と話した。