熊本県教委は県立の特別支援学校(熊本市)の20代男性講師が10代の男子生徒を蹴ったり「臭い」と暴言を浴びせたりするなど、不適切な指導を8回繰り返していたと発表した。講師は生徒に謝罪し退職の意向を示しているという。県教委は23日夜の保護者会で経緯を説明。講師の処分について「厳正に対処する」としている。
県教委や学校によると講師は男子生徒の副担任。今年6~10月、教室で生徒の尻を複数回蹴った他、「臭い」「邪魔だ」「迷惑だ」といった暴言を浴びせ、ビニールテープで1分間ほど手を縛るなどしたという。
教室内の更衣スペースで股間をつかんだこともあり、股間を痛がっている男子生徒に気づいた担任が保護者に連絡。今月11日に保護者から相談を受けた学部主事が講師らに経緯を尋ねたところ「ふざけてやった」などと認めたという。
その後の調査で他の不適切指導も明らかになり、講師は「(生徒に)過度の身体接触をされて嫌な気持ちになり、感情的になった」と説明。21日から自宅謹慎している。
学校は23日夜に保護者会を開催。その後の記者会見で校長が「許されるものではない。未然に防げず反省している」と陳謝した。【城島勇人】