迫力満点、シカの角切り=宮城県石巻市〔地域〕

宮城県石巻市の離島、金華山で、野生のシカの角を切る「神鹿角切り行事祭」が行われた。金華山黄金山神社で50年以上続いているもので、全国でも金華山と奈良市でしか見ることができない。
勢子(せこ)と呼ばれる男性約20人が、縄を持ってシカを追いかけて捕獲し、集まった観光客からは拍手やどよめきが起きた。約30年ぶりに見物したという埼玉県の会社員中田美仁さん(56)は「迫力があり、とても良いものを見せてもらった」と満足げに語った。
黄金山神社によると、金華山には約500頭のシカが生息している。シカの角は毎年春に生え替わるが、秋に発情して人に危害を加える恐れがあるため、のこぎりで切り落とすという。