「元祖・戦国武将」北条早雲の没後500年祭 最期の地、韮山城で

戦国武将、北条早雲(伊勢宗瑞(そうずい))の没後500年祭が、早雲が生涯を終えた韮山城(静岡県伊豆の国市韮山韮山)周辺で11月1、2両日開かれる。2日には甲冑(かっちゅう)隊行列や法要があり、記念シンポジウムが開かれる。
小田原北条氏の礎を築いた戦国大名の先駆け、北条早雲は小田原進出後も韮山城を居城とし、1519年に韮山で亡くなった。500年祭は早雲の功績を振り返ろうと企画された。
1日は、韮山城を散策する「早雲歴史ウオーク」(午後1時半・江川邸駐車場出発)があり、韮山時代劇場では女優、大塚良重さんのひとり語りや立川志らべさんの落語(午後6時半)がある。2日は、甲冑隊行列(午前9時15分・韮山時代劇場出発)や、500年祭法要(午前11時・城池親水公園)があり、韮山時代劇場では小和田哲男・静岡大名誉教授による講演「北条早雲公の虚像と実像」(午後2時)や記念シンポジウム「おらがまちの早雲公」(午後3時25分)がある。
入場無料。問い合わせは実行委員会事務局の伊豆の国市文化財課(055・948・1428)。【石川宏】