北朝鮮ミサイル、2種類は新型=防衛省、分析を継続

岩屋毅防衛相は3日の記者会見で、北朝鮮による5月から計9回にわたる飛翔(ひしょう)体発射について、少なくとも2種類の新型の短距離弾道ミサイルが含まれているとの見解を示した。岩屋氏は「外形や発射方式、飛距離等のさまざまな要件から判断した」と説明。その他も新型ミサイルの可能性があるため、防衛省は分析を続けている。
岩屋氏は5月4日から7月25日と8月6日に発射された計8発について、「既存の弾道ミサイルとは異なる新型だと推定している」と述べた。ロシア製の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」との類似にも言及した。
8月24日の2発についても「固体燃料方式の新型ミサイル」と判断した。
[時事通信社]