シドニー五輪柔道銀メダリストでタレントとして活躍中の篠原信一氏(46)を担当していたマネージャーがこれまでに5人辞めており、パワハラ疑惑が浮上していることが「週刊文春」の取材でわかった。
【写真】「週刊文春」の取材に電話で答えた篠原氏
テレビ関係者が明かす。
「撮影現場で些細なミスをあげつらって、マネージャーさんを『ボケが!』『ちゃんとやれや!』などと罵倒するのです。恫喝のような発言は日常茶飯事です」
シドニー五輪では誤審で銀メダルに JMPA
あるときは、マネージャーがティッシュを持っていなかっただけで「何でないんだ!」と叱責し、他のスタッフに「皆さんどう思います?」とアピールしたという。
元マネージャーの一人を直撃すると、「乱暴な口調で怒鳴られたことがあるのは確かです」と語った。
篠原氏は、柔道男子日本代表監督を務めていた当時、「選手に『アホ』『ボケ』と怒鳴り、ときには手も出ることがあった」(スポーツ紙記者)という。
篠原氏本人は「週刊文春」の取材に電話でこう答えた。
「彼らはそういった思いをしていたかもしれないけれど、(辞めたのは)それが理由ではないですね、たぶん。本人に聞かないと。会社都合のはず。口調はキツイときもあるでしょうし、声も大きいから怒っているようにとられるかもしれないですけど。(監督時代、選手に手が出ることが)正直ありました。だから指導者に向かないとわかっています」
9月5日(木)発売の「週刊文春」では、篠原氏の人物像や、パワハラの内容について詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年9月12日号)