2019/09/04 16:59 ウェザーニュース
日本の南の海上では熱帯低気圧や台風の雲が賑やかになっていますが、はるか南東海上にある熱帯低気圧について、今日4日(水)に気象庁から「今後24時間以内に台風に発達する可能性がある」として熱帯低気圧情報が出されました。
当面は西寄りに進む見込みとなっている熱帯低気圧、その後は現段階での各国気象予測モデルで、東海や関東など東日本にかなり近づくシミュレーション結果を出しているものが多くなっています。この熱帯低気圧が台風15号になると思われますが、沖縄の南には台風13号があり、台風13号の西の南シナ海には、昨日3日(火)に発生してその日のうちに消滅した元台風14号の雲も広がっています。さらにフィリピンの東海上にも別の熱帯低気圧の雲が広がっています。
このあと日本列島に影響するのは台風13号で、沖縄では先島諸島を中心に暴風や高波、大雨に警戒が必要になってきます。その後週末頃には、まもなく台風になる見込みの熱帯低気圧が影響してくるおそれがあります。来週以降も元台風14号やフィリピンの東海上の熱帯低気圧の動きに目が離せません。