「カラースモーク」試験を実施=ブルーインパルス、東京五輪へ―空自

航空自衛隊松島基地(宮城県)所属の曲技飛行チーム、ブルーインパルスが4日、使用を中止している「カラースモーク」の試験を実施した。空自は、飛行が検討されている2020年東京五輪での使用再開に向け、研究を続けている。
同日午前8時15分ごろ、松島基地上空約1500メートルで黄色のスモークを試験。ブルーインパルスが使用するT4練習機が、空に黄色のスモークで直線を引いた。その後、緑と黒の試験も行われた。
空自は8月29~31日に地上で、9月3、4日には空中での試験を実施。スモークの視認性や、空中で拡散するよう改良した染料の地上への影響を確認した。試験は問題なく終わり、今後は詳細な分析を進めていく。
[時事通信社]