「桜を見る会」来年度中止を発表…首相「私が判断」

菅官房長官は13日の記者会見で、例年4月に開かれる首相主催の「桜を見る会」を来年度は中止すると発表した。野党から安倍首相の後援会関係者が多数招待されていると追及されたことを踏まえ、招待基準の明確化など会のあり方を見直す必要があると判断した。
首相は同日、「私の判断で中止をすることにした」と首相官邸で記者団に語った。
菅氏は記者会見で「予算や招待人数も含めて、全般的な見直しを幅広く意見を聞きながら行う」と説明。見直しにあたっては開催規模の縮小を図り、再来年度の再開を目指す。
また、菅氏は「長年の慣行」として、内閣官房が招待者を取りまとめる際、首相官邸や与党に対して招待者の推薦依頼を行っていたことも明らかにした。首相官邸分は「首相、副総理、官房長官、官房副長官」が対象だった。
桜を見る会は1952年から原則毎年開かれてきた。今年4月の会の開催要領では、「招待範囲」について皇族や各国大使、国務大臣、国会議員らに加え、「その他各界の代表者等」と記載され、基準の曖昧さが指摘されていた。今年の参加者は約1万人を想定していたが、実際には約1万8200人だった。